度数分布表を分析しよう

淀川区・学習塾エイ・ステーション塾長の池上です。

新北野中のテスト対策は6/10(金)からの予定です。

中間テストから10日ほどが経ちました。

そろそろ度数分布表が返ってくると思います。
たまに度数分布表で通じないことがありますが・・・「学習の記録」だったり、平均点が書いてあるあの紙です。

①平均点を確認する
平均50点のテストで60点をとった→平均+10
平均70点のテストで60点をとった→平均-10
同じ点数でも平均点によって良い/悪いが変わってきてしまいます。
ひとまずは、平均点からの差を見てください。
その点数が前回より上がった/下がったを見て、成績の上下も判断しましょう。
学年末は平均が低め、1学期中間が平均高めに出る傾向があるので、
前回:70点(平均50)→今回:80点(平均60)
みたいな感じだと、点数の割にあまり上がっていないとも言えます。
特に1年生はまだ平均点が高めだと思うので、点数だけを見て油断しないようにしてください。

ただし、文理学科(この辺からだと北野とか豊中からとか)を目指すなら、平均点に関わらず各科目90点以上、5科450点以上は常にとっておきたいところです。

②順位を確認する
このあたりの学校では、個々の順位ははっきりと出ないので度数分布表でだいたいの順位を確認しましょう。
90~100点…5人
80~90点…10人
70~80点…15人
のような度数分布表で、
75点の成績だと、16位~30位の間、20ちょっとくらいかな~と予想できます。
こちらは、学校の規模にはよりますが、文理学科志望はベスト10には入れるようにしましょう。

ところで、最近はきれいな正規分布のグラフにならないテストが増えてきましたね

↑は正規分布のグラフの例です。
0点台から90点台までまんべんなく同じくらいの生徒がいたり、
30点台あたりが最頻値だったり…
去年からは中学の教科書も変わりましたし、学校の先生もテストを作るのに苦労されていらっしゃるようです。
個人的には、学校のテストはもう少し簡単めで、平均点も高めでよいのかなと思いますが、
高校受験のことなどを考えて、難しくなっているのだと思います。

では。




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